「すみだ川アートラウンド・ハブ」は、隅田川流域7区(北区・足立区・墨田区・台東区・荒川区・江東区・中央区)を舞台にまちづくりや文化、アートにまつわる事業を展開するNPO、文化・芸術団体のネットワークづくりをしています。昨年度は、「アウトリーチ」をテーマに、それぞれの場所に根差した文化芸術活動を行っている団体に着目し、隅田川流域で活動する4団体を招き、2団体ごとにお互いの事業内容などについてピアレビュー(同業者による相互評価)を行いました。今年度も隅田川流域の団体を対象にピアレビューを実施し、その成果報告会も予定しています。

それに先立ち、今回は「ピアレビュー入門編」として『アートプロジェクトのピアレビュー 対話と支え合いの評価手法』(2020年、水曜社)の出版にも携わり、さまざまなコーディネート、コンサルティング業務を通してアートプロジェクトに伴走してきた若林朋子さんをお招きし、公開講座を実施します。講座では、アートプロジェクトの評価やピアレビューの基礎知識や実践方法などについて学びます。

「ピア」とは「同僚や仲間」のこと。「ピアレビュー」は自分たちと似たプロジェクトの視点を借りて自身を見つめ直す写し鏡のような評価方法です。本講座を通して、文化芸術活動に携わる方々が、ピアと出会い、ネットワークが形成されていくきっかけとなることを目指します。

「すみだ川アートラウンド・ハブ」は、隅田川流域7区(北区・足立区・墨田区・台東区・荒川区・江東区・中央区)を舞台にまちづくりや文化、アートにまつわる事業を展開するNPO、文化・芸術団体のネットワークづくりをしています。昨年度は、「アウトリーチ」をテーマに、それぞれの場所に根差した文化芸術活動を行っている団体に着目し、隅田川流域で活動する4団体を招き、2団体ごとにお互いの事業内容などについてピアレビュー(同業者による相互評価)を行いました。今年度も隅田川流域の団体を対象にピアレビューを実施し、その成果報告会も予定しています。

それに先立ち、今回は「ピアレビュー入門編」として『アートプロジェクトのピアレビュー 対話と支え合いの評価手法』(2020年、水曜社)の出版にも携わり、さまざまなコーディネート、コンサルティング業務を通してアートプロジェクトに伴走してきた若林朋子さんをお招きし、公開講座を実施します。講座では、アートプロジェクトの評価やピアレビューの基礎知識や実践方法などについて学びます。

「ピア」とは「同僚や仲間」のこと。「ピアレビュー」は自分たちと似たプロジェクトの視点を借りて自身を見つめ直す写し鏡のような評価方法です。本講座を通して、文化芸術活動に携わる方々が、ピアと出会い、ネットワークが形成されていくきっかけとなることを目指します。

【開催概要】
2023年7月22日(土)14:00~15:30(開場 13:30)【終了しました】

会場
東京藝術大学千住キャンパス[東京都足立区千住1-25-1]

登壇者
熊倉純子(東京藝術大学 教授)
若林朋子(プロジェクト・コーディネーター/立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任教授)
森隆一郎(合同会社渚と 代表社員 / アーツカウンシルさいたま プログラムディレクター)

内容
すみだ川アートラウンドについて:コレクティブ化構想とは?:熊倉純子
ピアレビュー概論:若林朋子
ピアレビューの報告とこれから:森隆一郎

開催形式
会場参加および
オンライン参加(Zoomウェビナー)(要事前申込)

定員 
会場参加:50名 (先着順)

参加費無料

お申込み
会場参加・オンライン参加ともに、下記のGoogle フォームよりお申込みください。(7月20日16:00締切・ただし、定員になり次第締め切らせていただきます)
https://forms.gle/s6uMek2gPGipPmTRA

※ オンライン(Zoomウェビナー)への参加URLは開催2日前までにメールにてご案内いたします。メールが届かない等の不具合がありましたら、下記お問合せ先までご連絡ください。
※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用します。

主催
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科

お問合せ
すみだ川アートラウンド 運営事務局
MAIL:sumida.artround★gmail.com
※アドレスの★を半角の@に変えてお送りください

※内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

登壇者プロフィール

撮影:安田有里 ⒸKo Na design

撮影:安田有里 ⒸKo Na design

若林朋子(プロジェクト・コーディネーター / 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 特任教授)

1999~2013年企業メセナ協議会勤務時に、芸術支援と評価の研究に取り組む(エピソード評価やピア・レビュー等)。2013年よりフリー。各種事業のコーディネート、調査研究、NPOの運営支援や自治体の文化政策等に関わる中で、芸術助成プログラムの立案、審査、評価なども行う。分担執筆に『アートNPOデータバンク2018-19「実践編!アートの現場からうまれた評価」』(アートNPOリンク)、編著 『アートプロジェクトを評価するために』(東京都歴史文化財団)ほか。

森隆一郎 合同会社渚と 代表社員 / アーツカウンシルさいたま プログラムディレクター)

1966年東京生まれ。90年代より江東区文化センターやティアラこうとうで企画制作を担当、並行して2002年からアサヒ・アート・フェスティバルに立ち上げから参画。2007年いわき芸術文化交流館アリオス マーケティングマネージャー、2012年からアーツカウンシル東京 広報調整担当課長。2018年独立。陸と海の境界線が揺らぐ場 =「渚」にちなんで、アートと社会の間に新しい関係性を育むことを目指す「渚と」として活動開始。その他、東京藝術大学すみだ川アートラウンド・ハブ・ディレクター、文化施設での研修プロデュースや自治体の文化政策、街づくりのヴィジョン策定など多面的に活動。2022年10月よりアーツカウンシルさいたま プログラムディレクター。共著『文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと』(水曜社)、『地域と文化芸術をつなげるコーディネーター インタビューによる事例調査』(一般財団法人地域創造)。

熊倉 純子(東京藝術大学 教授)

パリ第十大学卒、慶應義塾大学大学院修了(美学・美術史)。(社)企業メセナ協議会を経て、東京藝術大学教授。アートマネジメントの専門人材を育成し、「取手アートプロジェクト」(茨城県)、「アートアクセスあだち―音まち千住の縁」(東京都)など、地域型アートプロジェクトに学生たちと携わりながら、アートと市民社会の関係を模索し、文化政策を提案する。東京都芸術文化評議会文化都市政策部会委員、文化庁文化審議会文化政策部会委員などを歴任。監修書に『アートプロジェクト─芸術と共創する社会』、共編書に『社会とアートのえんむすび1996-2000─つなぎ手たちの実践』(共編)、共著に『「地元」の文化力―地域の未来のつくりかた』など。

インターンを募集します!

「すみだ川アートラウンド・ハブ」では、今年度実施するピアレビューにインターンとして参加してくださる方を募集します。アートプロジェクトの評価やピアレビュー、文化・芸術活動団体とのネットワーク形成に興味のある方は以下のフォームよりお申込みください。

活動時期:2023年7月-2024年2月頃まで
活動内容:担当事務局やピアレビュー団体とのミーティングの参加、ピア団体の活動視察など(活動日は平日も含む)
活動頻度:7月以降月1-2日程度
定  員:3-4名程度
対  象:年齢や専門などは問いません。
お申込みフォーム:https://forms.gle/jmAjx5BPPwDHi86h8